看護部の理念
地域密着型の病院として病気を患った地域の患者様を受け入れ、患者様、御本人やご家族が安心して療養できるよう質の高い看護を実践する
看護部の取組み
当院は1970年に先代の藤﨑勇医師が藤﨑外科胃腸科病院として開設し、長きにわたり地域の皆様に安心した急性期医療と救急医療・看護を提供する役割を担ってきました。
2022年9月には新棟が竣工、2023年には本棟も改修工事も行ったことで清潔感ある環境を提供できるようになりました。看護部では「地域密着型の病院として病気を患った地域の患者様を受け入れ、患者様、御本人やご家族が安心して療養できるよう質の高い看護を実践する」という理念に沿って日々進歩する医療・看護に対応できる看護師育成に力を入れ、安全で質の高い看護を目指し日々努力しています。
2023年春、地域包括ケア病棟(26床)開設により急性期治療が終了し入院前の生活に戻る際には、院内で看護師を含めた他職種とのカンファレンスをおこない、入院前の担当ケアマネージャーと連絡を密に取って安心して退院できるように調整を行っています。さらに外部の医療機関からも在宅復帰に向けて患者様の受け入れを行い他院との連携も強化しています。
外来では、2次救急指定病院の役割を全うし院内の救急救命士と協働することで迅速な対応を行っています。
看護の専門職員として責任を持ち適切な判断と正確な行動ができ、優しく思いやりを持って患者様に対応できる看護師を育成していきます。
働く環境
看護部の応援体制を構築し看護部全体で残業削減に取り組んでいます。応援に行くことで他部署のスタッフとの面識もできてコミュニケーションも円滑になります。
4月の新入職の方はもちろん中途入職者に対して、業務内容の教育やサポートに加え何でも相談できるようにプリセプターとメンターを配置しています。勤務当日プリセプターが不在な時でも不安にならないよう他の職員と一緒に行動しています。看護部全職員で新入職・中途入職者の育成に携わっています。
教育制度
教育理念
藤﨑病院の理念と看護部の理念を基盤とし専門職として自覚を持ち、患者様に信頼して頂くために質の高い安全な看護を提供できるように育成します。
教育方針
1.自己の看護資質の向上目的の為、自己研鑽に努める看護師を育成します
2.基本的な看護技術から看護実践能力が確立でき、入職時から段階的にキャリアアップが出来るよう援助します
3.e-ラーニングの定期的な受講、看護協会の研修及び他の院外研修、院内研修の積極的な参加を支援します
院内教育プログラム
1.静脈注射教育・・・全看護職員が安全に静脈注射を実施できるように「入職時」「3か月」「6か月」実践チェック
2.急変対応プログラム・・・認定救急看護師によるBLS、ACLS研修を定期的におこなう
3.ME機器取り扱いプログラム・・・MEによる院内採用ME機器(人工呼吸器、シリンジポンプ、輸液ポンプ、AED、低圧持続吸引器など)の取り扱い説明
4.学研e-ラーニング受講・・・全職員にIDとパスワードを伝達し自己研鑽に努める事が出来る
5.院外研修に参加した職員(看護必要度・認知症ケア・褥瘡ケア・ストマリハビリなど)が院内研修を開催し全体周知をおこなう